2005年06月23日
トーノZEROアニメ感想ポケットモンスター total 3109 count

新コスチュームで待っている真のヒロイン、僕らのおてんば人魚のカスミちゃん!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のポケモンAGの感想。

サブタイトル §

「エニシダとバトルフロンティア!」

あらすじ §

 サイユウ大会は終わり、皆は別れを惜しみます。

 家に戻るサトシとピカチュウは、途中でトキワシティを通りかかります。そこで、強いトレーナーをバトルフロンティアに勧誘するエニシダと、四天王の一人でトキワジムの臨時ジムリーダーをしているキクコと出会います。キクコとのバトルには負けますが、見所が認められます。

 そこにロケット団が襲ってきます。

 ロケット団は新しい名乗りを上げますが、結局いつも通りに負けて飛ばされます。

 サトシは家に戻ります。カスミとオオキドが家で待っていました。そこに、マサトとオダマキも駆けつけます。

感想 §

 うんうん。

 いいねぇ。

 とても良いところが多い話です。

 まず、別れのシーンは胸が熱くなります。ライバル達と別れ、一緒に旅をしたハルカ、マサトと別れ、タケシとも別れます。

 そして、二人きりの寂しさを噛み締めるサトシとピカチュウ。

 しかし、家に戻れば、そこにはサトシの帰りを待つ人たちが……。特に、カスミが待っていてくれたというのは、とても価値があります。

 寂しさと暖かさの双方を感じさせる良い内容ですね。

 一方で、途中でバトルもあれば、次の展開への布石もバッチリ示されています。

 キクコとエニシダというキャラも面白いですね。キクコはまさに老婆。それなのに強い強い。サトシが勝てません。そして、まるで勝つのは当然という態度で、負けたサトシの強さを認めます。

 この「いくらでも強い奴がいる」という世界観は、長続きしてかつ充実感のあるドラマ作りには欠かせないと思います。いきなり世界1を決める大会で主人公が勝ってしまうようなドラマは長続きしません。

 そして、エニシダも面白いですね。ちょっと太めでグラサンを掛け、着ているのはアロハシャツ? そして赤いスポーツカーで走り去るとは、ファッション的に決まりすぎ。それでいて、しっかりと見る目は持っていて、サトシの実力を見抜きます。

 既にこれだけ多くのキャラクターを登場させてきたこの作品が、ここに来てこれほど魅力あるキャラクターを送り出せる力を持つというのが素晴らしいですね。

OPを見て思ったこと §

 OPの雨に濡れるピカチュウを見て思ったことです。

 もしかして、電気タイプは水に弱いのではなかった?

今回の一言 §

 カスミの新コスチューム可愛いな

今回の名台詞 §

ニャース「とボスは言うのにゃ」

 本物を前に、毎回の妄想パターン台詞を言うとは。

 やるな、ニャース。

エニシダ「技が切れるねぇ」

 枝(えだ)ではありません。技(わざ)です。

 本当にこのシーンのピカチュウの技は切れていましたね。